第12回 東北ポケモンオフ 優勝構築
12月20日に行われました第12回東北ポケモンオフにて、予選のダイヤリーグを6勝2敗で2位通過
そして決勝リーグを勝ち抜き、見事優勝という最高の戦績を収めることができました。
人生初のオフ優勝、しかもそれが東北オフという大きな舞台でのものでしたので、大変嬉しいと同時に未だに現実味がないというのが正直なところです。
需要があるのかどうかはわかりませんが、せっかくなのでデータとして優勝構築の記事を簡単にまとめたいと思います。
いくぶん初めての構築記事ということでお見苦しい点があるかと思いますが、どうか目をつぶっていただけるとありがたいです。
はじめに、今回使用した構築はちくはさん(http://d.hatena.ne.jp/bocci9ha/20141022/p1)、くいたんさん(http://kuitan9.blog110.fc2.com/?no=460)の記事を大いに参考にさせていただきました。
僕が優勝することができたのも、すべてはこのパーティを構築、運用し詳細を記事にまとめでくださったちくはさん、くいたんさんのおかげです。
この場をもってお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
下記が今回の使用パーティです。
ポケモン | 特性 | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 |
リザードン | 猛火⇒日照り | メガY石 | 熱風 | ソーラービーム | 守る | 火炎放射 |
マニューラ | プレッシャー | 気合いの襷 | 氷の礫 | けたぐり | 袋叩き | 猫騙し |
水ロトム | 浮遊 | オボンの実 | 10万ボルト | ハイドロポンプ | 鬼火 | エレキネット |
モロバレル | 再生力 | ゴツゴツメット | ギガドレイン | 怒りの粉 | 守る | キノコの胞子 |
テラキオン | 正義の心 | こだわりスカーフ | 岩雪崩 | インファイト | シザークロス | 地震 |
霊獣ランドロス | 威嚇 | 突撃チョッキ | 叩き落す | 岩石封じ | 馬鹿力 | 地震 |
クレセリアとの入れ替えで入ってきたモロバレル以外の努力値配分についてはちくはさん、くいたんさんの記事のものと全く同じなので、それぞれの調整や採用理由の詳細ついては上記の記事をご参照ください。
ここでは東北オフで使用するにあたり間違えた変更した技、およびポケモンの使用感を中心に簡単にまとめていきます。
〇メガリザードンY
変更点:めざ地⇒火炎放射
XY環境で多かったドランがORAS環境になって噴火を没収され数を減らすだろうと思い、めざ地を切りワイガ突破&命中安定の火炎放射を採用。
元の構築でワイガ対策の1つとして水ロトムに入っていた横取りを切ったこともあり、ガルド相手に安定した攻撃が出来るのが心強かった。
命中100なのも優秀。
変更点:なし
今回のパーティの要である袋叩き戦法の叩き要因。
袋叩きで毎試合テラキオンの急所をど突くテクニシャン。
リザードン以外が突破しにくいバレルへの打点として氷柱落としが欲しい場面が多かったが、どの技も切ることが出来なかった。
初手メガガル―ラ対面で容赦なく上を取って猫を打ち込めるのが強いですね。
自分が精神力ガルーラクラスタなのでメガ進化せずに猫を返されるのが怖かったですが、幸いにも今回は誰にもされることなく乗り切れました。
相手の襷ゲンガーを袋叩きで張っ倒していったのが最高にCOOLだった。
変更点:めざ氷、守る、横取り⇒ハイドロポンプ、鬼火、エレキネット
任せる仕事がかなり変わったかもしれない1匹。今回の地雷枠。
雨耐性を持つ重要な駒なので対雨では丁寧に扱いたい1匹。
ORAS環境になってもやはりメガガルーラは多く、鬼火がとてもよく刺さった印象。
めざ氷が無い分バレルへの貴重なダメージソースでもある。
エレキネットについては、元の構築におけるS操作技がクレセのこご風のみであり、そのクレセを外したことから採用に至った。
電磁波と違って鬼火を打ち込んだ相手にも有効なことはもちろんですが、この技がタイプ一致の範囲攻撃技であり、ダメージもそこそこ期待できる点が使っていてよかったですね。
そしてなによりも読まれない読まれない笑
決勝でもエレキネットでスカーフトノと雨ルンパ相手にS関係を逆転させこちらを一気に有利にさせた今回のMVP。
もともと水ロトムの守るが好きではないこと、また思考停止で打ちやすいエレキネットを入れたことにより、守るを抜いた弊害はほとんど感じませんでした。
221-*-134-105-101-31 呑気HB(S個体値0)
特性を間違えたポケモン
クレセリアからモロバレルへの変更の理由としては、中~高速ポケモンで固められている元の構築のトリル耐性を上げてもらうことが1つ。
そしてもう1つの理由としては、対雨パ、とりわけ対メガラグラージにおいてクレセリア以上の戦いが見込めると思ったことがあります。
今回の東北オフの1週間前に開催された第25回がにゅーオフにおいてトノルンバラグ構築が優勝しており、メガラグ入りの雨パが多くなるのではないかと予想しました。
そこからトノとメガラグの集中を耐えることができ、かつ一致草技でメガラグを大きく削れるバレルを採用し対策しようと考えたのですが、蓋をあけて見ればラグラージ入りのパーティは1人しか使っておらず、この予想は見事に外れてしまいました。
しかし水ロトムだけでは不安だった雨耐性をバレルを加えて上げたことにより、相手の初手雨選出を抑制してアローなどを誘い、こちらのマニュテラキ先発が通しやすくなりました。
初手マニュテラキ相手にスカーフトノとすいすいルンパが選出された場合、マニュテラキ共に相手より遅いSの関係上非常に不利な対面となってしまうため、それを防げるというのはとても大きな意味があります。
選出こそほぼありませんでしたが、見せ合い時点で相手にプレッシャーをかけるという点では十二分に役割を発揮してくれた1匹だと思います。
変更点:なし
今回のパーティの要である袋叩き戦法の叩かれ要因。
もともと今度の東北オフは叩きテラキで参加しようとは考えており、ORAS環境で多くなるであろうメガボーマンダの上を取れるようにとスカーフを巻くことを思いつき、結果としてちくはさんの記事に辿りつきました。
予選で叩きシザクロによってクレセを一撃で沈め相手のトリル展開を止めたことがあったため、聖剣ではなくシザクロ採用で正解だったようには思うが、同じく予選で小さくなるラッキーにも当たったためなんともいえないところ。
〇霊獣ランドロス
変更点:なし(のはずだった)
技を間違えたポケモン
本当なら岩雪崩が使えるはずなのですがシングルから個体を流用したせいかなぜか岩石封じを覚えていたドジっ子。
初めて選出した試合でこそ活躍してくれましたがそこで技の間違いに気が付き、それ以降選出されることはなかった……。
テラキ以外にもメガガルに強く出られる駒がいるのといないのとでは安心感が違う。
選出率は
リザードン:10/11
マニューラ:11/11
水ロトム :11/11
モロバレル:1/11
テラキオン:10/11
霊獣ランド:1/11
先発率は
マニュテラキ:5/11
マニュミトム:4/11
マニュリザY:2/11
となりました。
冒頭でも触れましたが僕自身オフ会での優勝、それどころか決勝進出ということ自体生まれて初めてのことであり、決勝戦に進出することが決まった瞬間こそたしかに喜びましたが、それ以上に恐ろしいまでの大きな緊張に襲われました。
決勝戦までの間、選出をどうするかずっと悩んでいましたが、「予選で敗北しているEさんが相手だからこそ大胆にいこう」と1度負けていたことで逆に肝が据わり、マニュテラキ先発という思い切った選出をすることができました。
東北オフ優勝という、東北ポケモン勢にとっての大きな目標の1つを達成することが叶いましたが、今後はそれに恥じぬようによりいっそう楽しくポケモンに励んでいく次第であります。
今回の優勝賞品としてORのROMがもらえるらしいので、とりあえずは3ROM体勢で厳選の†††闇†††に呑まれていきたいと思います。
今回対戦してくださった方々、絡んでくれた方々、決勝CASを見てくださった方々、twitterの方でお祝いリプくれたみなさん、構築記事を大いに参考にさせていただいたちくはさん・くいたんさん、そして運営にご尽力いただいた帰宅部エースさん・じゃるさん、本当に本当にほんとうにありがとうございました!
ここまで記事をご覧いただいてありがとうございました。
決勝ツイキャス→https://twitter.com/tohoku_poke0510/status/546223234064986112
最後の写真撮影でふざけすぎてすみませんでした